地域の優しさ

オークリーブスを利用りようしているどもたちは特別支援学校とくべつしえんがっこう地域ちいき学校がっこう普段通ふだんかよっています。

送迎そうげいかんしては、学校がっこうからオークリーブスまでの距離きょりながどもはオークリーブスの送迎車そうげいしゃ基本利用きほんりようし、オークリーブスにちかどもは自力通所じりきつうしょ練習れんしゅうねて、徒歩とほ学校がっこうまでおむかえにっています。

今日きょう地域ちいき学校がっこうかよどもを徒歩とほむかえにったときのことです。

いつもどおり、学校がっこうからオークリーブスまであるいているとき、「〇〇さん、もれそう」とどもにわれました。「〇〇さんはもれそうじゃないよ」とつたえると「ぼくだよ」とそのいました。「やばい?」とくと「やばい」とこたえがかえってきました。

オークリーブスまではまだすこ距離きょりがあります。学校がっこうもどるのもすこ距離きょりがあります。ちょうど中間地点ちゅうかんちてんです。

まわりを見渡みわたすと、すぐちかくに床屋とこやさんがありました。

失礼しつれいします!おいそがしいところすいません!トイレおりしてもいいでしょうか!」と床屋とこやさんに入店にゅうてんしました。

店員てんいんさんたちきゅうことおどろきをかくせない様子ようすでしたが、こころよくトイレをしてくださいました。

パーマちゅうのおきゃくさんもおどろきをかくせない様子ようすでしたが、状況じょうきょうめると「かわいいねぇ~。何年生なんねんせい?」とあたたかくこえをかけてくださいました。

どもはようませ、おだやかな表情ひょうじょう店員てんいんさんに「ありがとうございました」とおれいうことができました。

こういったときこころよくトイレをしてくれる床屋とこやさんがある地域ちいきかったなとおもいました。

床屋とこやさん、ありがとうございました。